72ぶろぐ(旧)

72ミリとかいうやつのブログのようななにか。

安いスマホ、中古スマホ、これだけは買うな

はじめに

この記事はAndroidが主です。iPhoneはちょこっとしか書いていません。ご了承ください。

総務省とか奴らのせいで、今まで端末購入時にうまく利用していた一括ゼロ円やものすごい額のキャッシュバックなどが規制され、ハイエンドモデルが買いにくくなるため、中古の端末や安価な端末を購入する人が増えるでしょう。

しかし、キャリアショップで買う新品ハイエンドモデルとは違い、地雷が桁違いに入り混じっています。

そこで、地雷をなるべく避ける方法を載せておきます。

その方法

画面割れやSIMロックの有無などに気をつけるのは当たり前ですが、この他にもいろいろ確認する点はあります。

1,発売年月に注意せよ

いわゆるスマートフォンと呼ばれるものは、2007年頃から製造が盛んになりました。もう流石にコレクション以外でそれらを買う人はいないでしょうけど

今から、今使っている端末を置き換えるのに端末を買うなら、古くてもAndroidなら2017年の夏ごろ以降発売の機種を購入されたほうがいいでしょう。iPhoneでも6s以降がベターです。

特にAndroidで顕著なのがアップデートなどの対応です。最新のAndroid Pieにアップデートが予告されているのは2017年の夏以降発売機種がほとんどで、それ以外はカスタムROM(改造行為)での対応やマイナーな機種となっていて非現実的です。OSアップデートが終了している端末は、セキュリティパッチアップデートやバグなどの修正アップデートもそこまで期待できるとは言えません。(修理対応は当分は大丈夫ですが)

また、あまりに古すぎると動作が重いやSIMロック解除ができない、修理できないなどの致命的な欠陥を抱えてしまうので、絶対に避けないといけません。

 2,スペックに注意せよ

カタログの一番最後やサイトに載っているスペックシートなんて、見てもよくわからない人が多いでしょう。

Androidの場合、特に見るべきところは

  • SoC(CPUとの表記の場合もある)
  • RAM容量
  • ストレージ容量
  • 指紋認証の有無
  • 対応しているバンド

です。

まずSoCについてです。最初にクアッドコアやヘキサコアと記載されていればその機種はやめましょう。(Snapdragon 810以外の)オクタコアの機種を購入するのが望ましいです。

そもそも、今どきオクタコアでない端末は、現行の底辺スペック(動作がカクカク)か、かなり古いモデル(だいたい発熱がエグいしバッテリーは持たない)のみです。

RAMの容量は、多ければ多いほど動作に余裕が出ます。

2GB以下の機種は絶対にやめておくことをおすすめします。ライトユーザーの方なら3GB以上、できれば4GB以上の機種を選ぶことをおすすめします。

ストレージの容量は、どれだけ多くのアプリやデータを保存できるかに関わります。少ないものなら8GB、多いものなら256GB以上と様々です。

16GB以下だと、システム使用領域と最低限のアプリをインストールするだけで、一杯になってしまうのでおすすめできません。SDカードを使って増やせることは増やせますが、SDカードには写真や音楽程度しか保存できないので、ストレージがいっぱいになってしまうとアプリのインストールは行なえません。

せめて32GB、なるべく64GBの機種が良いでしょう。

指紋認証は、現行の機種ならほぼ確実に搭載されています。Android One Sシリーズのように指紋認証が非搭載のモデルは、やはりおすすめできません。また、顔認証対応と歌っていても、大半の機種はインカメラで登録した顔と似てるか似てないかだけを調べるだけで、精度が悪いので無視してもらって構いません。

対応しているバンドは、販売されたキャリアで使用する場合は特に関係ありません。SIMロックを解除して他のキャリアやMVNOで使用するとき、SIMフリーモデルにSIMをさして使う場合に重要となります。

ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線すべてで、使用している電波が違います。そのため、auはこのバンドの電波でこの機種はこのバンドに対応しているか、などの照合を行う必要があります。これをしないと、バンドが対応していないから、SIMを挿したけど通信できないなどの問題が起こってしまいます。

 

iPhoneの場合、6s以降の機種がベターでしょう。容量も、SDカードを常設して拡張できないため、64GB以上を選択するのが望ましいでしょう。

3,バッテリーの劣化とディスプレイに注目せよ

おもに中古スマホに関してです。中古スマホの値札や説明文にあるランクは殆どの場合、見たくれが綺麗か汚いかだけでつけられます(特にフリマサイトやオークションサイトなどの中古スマホ販売業でない人の出品)

そのため、Bランクでもバッテリーが劣化していて半日も持たないこともあります。

必ず、劣化がひどい場合は説明に書いてありますので、確認しておきましょう。質問しても話をあやふやにして教えてもらえないときは、たいてい劣化しているけどそれを言えば売れなくなるから隠しているサインです。そういう場合は避けたほうがいいでしょう。

バッテリーだけでなく、ディスプレイも有機ELディスプレイ(OLEDやAMOLEDなどの表記もあり)の場合だと通知バーなどに残像が残っている場合があります。これも説明にほぼ必ず書いてありますし、写真を見たらだいたい分かるので確認しておきましょう。

4,その他

勿論ですが、中古スマホや未使用品白ロムなどを買うときは、赤ロムにならないことを確認するか、保証付きを購入しましょう。

中古のiPhoneで顕著なのが、前オーナーが非正規修理店やセルフ修理を行っている場合があります。その場合、Appleよりサポートは受けられません。

また、イオシスなどのスマホショップやAmazonやAliexpressなどの通販サイトで買う場合は、技適マークのついていないものが大量に紛れている(結構魅力的なんですよそれがまた)ので、確認することをおすすめします。

まとめ

簡単にまとめると、Androidなら2017年夏以降発売の機種を、iPhoneなら6s以降の機種を買いましょうってことです。

 

最近のスマホは、音ゲーとかをしない限りは、3万円程度のスマホでも十分な性能を持っています。

この機会に、端末について見直してみてはどうでしょうか。