72ぶろぐ(旧)

72ミリとかいうやつのブログのようななにか。

AQUOS R Compactを購入しました

風呂に持ち込んだりするための端末が欲しかったので、AQUOS R Compactを購入しました。

arrows Beもありますが、あれは水滴がつくと一切タッチが反応しなかったため、濡れていてもタッチ操作ができると謳っているAQUOSを購入することにしました。

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安くてarrowsよりもスペックが高い機種を色々探していると、ラクマでの商売を始めたCCコネクトから出品された3500円のAQUOS R Compact 701SHが目に入りました。

赤ロムでジャンクですが、お風呂用端末として考えればむしろ好都合のため、こちらを購入することになりました。

item.fril.jp

fril.jp

 

デザイン

 なんとも言いにくいよくわからない色をした、ダイヤモンドイエローというカラーの本体です。実物は、公式サイトのレンダリング画像よりも非常に色が薄いです。

背面パネルはプラスチックで、側面は金属です。背面パネルはすぐすり傷だらけになり、大きめの傷も付きやすいです。

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表面

メインカメラの位置が、気持ち下に寄っている気がします。

ロゴなどは、AQUOSFeliCa以外は全くありません。SHARPのロゴすらありません。

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背面

電源・音量ボタンは、それなりにとんがったフレームの頂点にあります。

ボタンはかなり細く、クリック感がとても強いです。

なお、このとんがったフレームはすこぶる持ちづらいです。圧力が集中してしまい、指が痛くなります。

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ボタン類

無駄にパネルとなっている以外は、ありふれたスロットです。なおSIMピンは必要ありません。

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SIM・SDカードスロット

デザイン面で使っていて感じたことは、インカメラのディスプレイの切れ込みが結構大げさになっていること、その大きなノッチで結構な領域がステータスバーになっていること、持ってると痛いフレームが気になりました。

ノッチに関しては、インカメラがあり、グレーの非表示領域があり、さらにディスプレイを一周する黒い非表示領域によりかなり大きなノッチができていて、非常に上下幅の広いのっちとなっています。

持っていると痛いフレームはそらそうでしょうという感想です。

スペック

主なスペックは、Snapdragon 660、3GB RAM、32GB eMMC、USB TYPE-C、貧弱スピーカー、大したことのないカメラとなっています。

32GBのストレージはまあこの時代(16GBの端末もまだ色々あったくらい?)なので仕方ないでしょう。

3GB RAMは微妙なところで、CPU-Zで起動直後の使用率を見ていると1GB程度は使用可能領域として残っているくらいです。なお、強制タスクキルはそこまできつくはない気がします。同じ3GBのarrows Beと比べても、メモリの運用は賢いと感じます。

Snapdragon 660搭載ですが、120Hz駆動に設定したアプリでは結構処理落ちが発生しました。60Hz設定のアプリではそこまで感じないので、単純にパワー不足だと思います。

以下ベンチマークです。

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使ってみて感じたこと

何度も言っていますが、非常にフレームのせいで持っていると痛くなります。

ディスプレイはたしかにきれいなんですが、動画視聴ではスピーカーがだめなのであんまりです。高音の強いキンキンした音しか出てきません。イヤホンジャックからの音声はそれなりだと思います。

購入目的の濡れても反応することは、期待通りで風呂の中でもしっかりとキーボードを操作して入力ができました。

指紋認証センサーの感度が非常に敏感すぎて、ちょっと肌(指とは言っていない)があたっただけで指紋の照合を行ってエラーのバイブを吐いてしまいます。

ホーム画面は普通のAndroidのものなので、非常にとっつきやすいです。指紋認証をホーム・戻る・アプリ履歴の操作を行うための場所として使用でき、ホームボタンの非表示(下部のスワイプで表示可能)もできます。ただし、Android 9のピル型ホームボタンをスワイプして行う操作が軒並み、指紋認証では使用できません。ホームボタンを上にスワイプすることで、ホーム→アプリ履歴→ランチャーと操作することができますが、指紋認証ではランチャーは出せませんし、ランチャーを出そうとしてスワイプするとホームボタンが表示されます。うまく文字にはできませんが、使えばわかる気持ち悪さがあります。

 

自分は明確な利用用途(水に濡れる場所で使い潰す)を持って赤ロムの端末を購入しましたが、やすいという理由だけで赤ロム端末を購入することはおすすめできません。

飽きたり不要になって手放そうとしても、フリマサイトやオークションサイトで売ることは難しいですし、買取りに出しても拒否かありえない安価な買取額になります。

ですので、これを読んでいる人はあんまり赤ロムという闇の深い端末に興味を持たないようにしましょう。