HX03が届いたから、使ってみた感想
2700円でLenovo謹製のCardio HX03という、スマートリストバンドを購入しました。
配送は、土曜にも関わらず注文したその日のうちに処理されたので、1週間ほどで自宅に到着し、わりとすぐ使い始めることができました。
いろいろいじってみた感想を書いとこうと思います。
開封
箱はこんな感じの厚紙の箱です。触り心地が画用紙みたいな感じでした。海外ECあるあるの箱潰れは健在です。
ちなみに箱をまとっているビニールは、他のガジェットの箱のようなパリパリとした感じや薄っぺらい感じではなく、肉などの食品トレーについているラップみたいなフニャフニャ系で、逆に新鮮でした。
この製品の付属品は、取扱説明書と保証書のみととてもシンプルです。
その理由は、このバンドを充電するのに、USBケーブルや専用の充電ケーブルなどの特殊なものを必要とせず、直接USBコネクタに接続して充電するという仕様になっているからです。
これが便利か便利ではないかの判断ですが、こういったものを買うのが初めてで、ケーブルなどを使用して充電するタイプと使い比べることができないので、あんまり良くわかりませんが、個人的にはケーブルなどが必要ないので好感が持てます。
また、取扱説明書に関しては、機械翻訳ではありますが、日本語での記述もあります。
初期設定
初期設定が(個人的には)難解だったので、誰かの役に立つかわかりませんが、載せておきます。
当初はiPhoneでの使用を考えていましたが、iOS最新でアプリも最新バージョン、本体のファームウェアも最新の状態でしたが、ペアリングはできるのですが時刻の修正や各種トラッキングが働かず、ただの腕に巻き付いたものになってしまいました。
ので、Lenovo S5 Proでの使用に切り替えました。ちゃんと仕事をしてくれたので。
初期設定ですが、いきなり取扱説明書が役に立ちません。
「Lenovo Healthy」というアプリをインストールしろとのことですが、このアプリは現在配布が終了していて、ダウンロード・インストールが不可能です。
そのため、「Lenovo Life」というアプリをダウンロードします。ちなみに、デベロッパーはLenovoではありません。どうやら、このバンド自体Lenovoブランドなだけで、中国の健康機器メーカーのOEMかなにかなようです。そのため、アプリもLenovo名義ではないようです。
アプリを開いて、バンドの電源を入れて、スマホのBluetoothをオンにしましょう。
アプリの初回起動時は、アプリに権限を与えろだの会員登録しろだの出てくるので、適当に処理してください。
デバイスの追加というところをタップすると、こういった画面が出てきます。スマートバンドを今回はタップします。
自動的に探索が始まります。
そうしてちょっと待つと、HX03という表示が出てきます。それをタップすると、ペアリングされます。
最後に、バンドのタッチキーを一回タップして認証すると、初期設定は終わりです。
使ってみて
まず、バッテリー持ちですが5日ほどは持つような気がします。アラーム機能で振動させたり、15分に一回心拍数を図らせたり、睡眠時間を測らせたりしていますが、特にバッテリーが滝のように減っていくようなことはありません。
充電は上記のような感じで行うので、出先でバッテリーが少なくなっても、ケーブル無しでモバイルバッテリーに直接つなぐだけなので、簡単に充電できて便利だと感じています。
アプリは、目標の歩数を設定できたり、体重などの管理ができたりと、普通のヘルスケアアプリです。基本的な機能については日本語対応していました。
アプリの機能として、インテリジェントカスタマーサービスというものがあり、チャットでのカスタマーサービスが用意されているのですが、上記のiPhoneで時刻合わせができないことを問い合わせてみましたが、いつまで待っても返信がありません。機能しているのかしていないのかはよくわかりませんが、ないものとして考えたほうが良さそうです。
本体のシリコンバンドの整形が微妙です。バリなどが普通に残っていて、品質が少し微妙だと感じました。
ディスプレイも、結構画素数の高めなOLEDを搭載していて、読み取りやすく綺麗なのですが、日中晴天などで周りが明るいときは一切ディスプレイが見えません。輝度調整がないので、暗いところでは明るすぎて、明るいところでは暗すぎます。また、防指紋加工などがされていないのか、ディスプレイが指紋でベットベトになります。
まとめ
人にはとても勧められないですね。
自分は持っていないので、直接は比較していませんがMi Bandのほうがいいんじゃないでしょうか。
